スミソニアン国立アジア美術館チェイス・ロビンソン館長、奈良国立博物館井上洋一館長と会食し、東京国立博物館のために新たに描く屏風のアドバイスをいただいています。お二人のご専門が古代遺跡の発掘に関わるご研究ですので、私の今回の屏風の1つが飛鳥時代の色彩に関わるものなので、それについてのアドバイスをいただいている所です。
大徳寺聚光院喜多方別院の奉納式です。襖ごとに色が違うかなり前衛的な襖を描かせていただきました。不思議なことに仏間にとても自然に溶け込んでいる様子で、禅宗の持つラディカルな感覚に改めて触れた思いがしました。
奉納式に続いて行われた祝賀会にて大徳寺聚光院住職小野澤虎洞和尚と色々なことをお話し致しました。京都本院、伊東別院、そしてこの喜多方別院とすべてのお寺の襖絵に関わらせていただいたことになります。小野澤和尚はこのためにわざわざ京都からお出ましになりました。
大徳寺聚光院喜多方別院に訪れた時、東北地方ですから桜の満開に間に合いました。素晴らしい桜に出合い、いつも持っているスケッチブックに寸暇を惜しんでスケッチをしました。作品として活きるかどうかはともかく、スケッチをすることによって頭に刻み込むのが画家の習わしです。
昨年末、軽井沢の白糸の滝を株式会社ユーキャン品川惠保会長と訪ねました。軽井沢は東京と比べて温度差があります。品川会長は軽井沢千住博美術館の館長で、ここに収蔵されている全作品を収蔵されています。現在発表されている新作の取材のためです。
株式会社ユーキャン品川惠保会長と白糸の滝を訪れた昨年の冬、これをどう絵にするかという、色々な構想について話をしました。白糸の滝には透明感があり、多様な水の流れがありました。滝の向こうの岩肌には光が当たり、様々な色彩が水を通して目に入ります。この様子を活かし、現在軽井沢千住博美術館展示中の滝の新作を描きました。
品川惠保会長とは長い付き合いになりました。いつまでもお元気でお過ごしいただきたいと思っております。
軽井沢千住博美術館2026年展覧会 YouTubeリンク
序章「シンウォーターフォール」軽井沢千住博美術館
第1章 記憶「シンウォーターフォール」軽井沢千住博美術館
第2章 時空「シンウォーターフォール」軽井沢千住博美術館
