東京での発表に某国の王室の方がお見えになって解説をさせていただきました。紫は我が国の王室の色ですと言われました。
日本で開催される国際アートフェア「東京現代」でアートディレクターの佐藤卓氏、NHKチーフプロデューサー倉森京子さんと日本美術について鼎談をしました。会場は入りきれないぐらいの多くの人々が集まって下さいました。
杉並区立杉並第六小学校で6年生に美術の授業をしています。日本中の小学校を廻って子どもたちに会っていますが、とても楽しい思い出ばかりです。
ニューヨークに戻りサンダラム・タゴール画廊25周年のレセプションに参加しています。
レセプション会場はすぐれたアーティスト達の作品が並び、その中に私の作品も展示してもらっています。コレクターや美術館関係者、美術評論家などの多くの人々で賑わいました。
ワシントンD.C.のアメリカ国立スミソニアン美術館に来ています。私の後ろにあるのは同博物館に収蔵される六曲一双のウォーターフォールです。
キュレーターのフランク・ファルテンスさんと滝の表情について話をしています。重力は美しいという私の意見に同意してくれています。
円山応挙の見たこともない素晴らしい作品に出会いました。鯉が川の流れの中で身をくねらせています。この絵の向かいには尾形光琳の水の作品がありました。水にまつわる様々な日本美術に接し、この文脈に自分の作品も連なるのかと思うと、感慨深いものがあります。