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なぜ「この絵」は歴史に残ったのか? 多くの絵画が存在するなかで、「いい絵」は何が違うのか?
一度は目にしたことのある「名画」の裏には、「巨匠」と呼ばれる画家たちの姿があります。どんな巨匠にも、実は私たちと同じように、あるときは私たち以上に、悩み、苦しみ、色恋やカネや権力に惑わされていた、人間臭い一面がありました。しかしそれでも「どうしてもこの絵を描きたい」「伝えたい! 」と強く思いながら絵を描いたのです。
その情熱の正体を、世界的に活躍する日本画家・千住博氏が、同じ画家の目線で迫ります。
フェルメール『牛乳を注ぐ女』から発せられるエロチックな秘密のサイン。きっかけは『ゲルニカ』の空爆でも気付けば絵を描くことに夢中になりわくわくしてしまった大天才ピカソ。ダ・ヴィンチが未来の私たちに向けて描いた『最後の晩餐』からの問いかけ。
評論家や学者では書けない、同じ画家だからこそ書けた、巨匠たちの素顔を紐解きます。
まさに美術の常識を覆す、渾身の一冊!

 

単行本: 308ページ

本体: 1,800円(税別)


出版社: キノブックス (2015/1/31)
言語: 日本語
ISBN-10: 4908059047
ISBN-13: 978-4908059049
発売日: 2015/1/31
商品パッケージの寸法: 19 x 13.2 x 2.6 cm

 

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