今回の三越個展は大作を中心としますが、加えて数百年前の古い布を使った掛軸も発表します。
水面の色がやや平凡だったので、塗り替えています。調和するかしないかギリギリの色を選ぶことが大切だと思っています。
長年に渡り制作助手をしていくれているKさんのアドバイスを聞いていろところです。Kさんは素晴らしい色感を持っていて、唯一私の選んだデリケートな色の違いが分かる人です。
大作は緻密な細部がとても大切です。それは古典から学んだことです。それに対して小品は大胆さ、ダイナミックさが大切で、それがないとせせこましい作品になってしまいます。
7月7日から9日までパシフィコ横浜で開催されるTOKYO GENDAIに向かって搬出をしています。大作ばかり7点の個展になります。会場はサンダラム・タゴール ギャラリーのブースです。ぜひご覧下さい。