第3回三越伊勢丹・千住博日本画大賞展の授賞式が執り行われました。二十名の入選のうち大賞に中国出身の林銘君さんを選ばせていただきました。高水準で入選者はすべて誰が受賞してもおかしくないと思いました。会期は9月4日(水)から9月9日(月)までです。
今月もいくつかの小学校で授業をさせていただきました。日野市立滝合小学校でも6年生を対象に和紙を揉んで何に見えるかをみんなで考え、すばらしい作品が生まれました。ゼロからイメージを見つけ出し、それを形にすることこそ、AIの時代の美術教育のもっとも大切な役割だと思います。
茨城県五霞町立五霞小学校に来ています。文化庁の文化芸術事業の一つとして全国の小学校で授業をしている一環です。全員の子供たちの作品がまるで宝石のように輝いていると思いました。今まで多くの小学校で授業をしていますが、同じ作品が全くありません。当然のことではありますが、改めて感動しています。
軽井沢千住博美術館で東京現代の主催によるトークショーが開催されました。美術館を設計した西沢立衛さん、元金沢21世紀美術館館長の秋元雄史さんとコンテンポラリーとしての日本のアートの可能性について話しました。
中村萬壽、時蔵、梅枝丈襲名記念の大阪松竹座祝幕を制作しました。東京歌舞伎座に続いてこのようなお祝いの祝幕に関わらせていただいたことは大変な名誉です。多様な光に満ち勢いよく流れる滝の輝きを表現しました。